粋を知る
粋を知る
about sui
現代の日本の家を考えてみました。
技術は革新され、昔に比べれば室内ははるかに暖かく、地震に強く、住みやすい家が増えたことは
間違いありません。
外壁の耐久性は向上し、太陽光発電の普及で光熱費も圧倒的に安くなっています。
でも、本当にそれだけで良いのでしょうか?
いきなり話が逸れますが、国連の幸福度調査によると、日本のランキングは世界で56位だそうです。
G7の中でも最下位と、決して高い順位ではありません。
何故でしょうか?
金銭的・物質的な豊かさがこの順位と比例するならば、
失われた20年(あるいは30年)があるとは言え、日本が56位ということはありません。
であればこのランキングはただ単なる金銭的・物質的な豊かさからくるものではないのです。
私たちは考えました。
それはおそらく「心の豊かさ」なのではないかと。
昭和を描いた有名な映画でも見られるように、昔の日本人は今の時代を生きる人々よりも、
何だか、いきいきとして幸せそうです。家も同じだと思います。
物が充足していることはもちろん大切なことですが、そこで暮らす人たちの気持ち、景色を眺めて感じる情緒、
そういったソフト面を今の住宅業界は忘れてしまっているのではないか・・・
そこで私たちは、もっと遡って日本古来の文化や建築に再注目したところ、改めて感じました。
日本って、日本人って素晴らしい!
先人たちは自然を愛し、尊敬していました。様々な文化の中には、日本人ならではの
感性と美が満ち満ちていました。
この先人たちの知恵をお客様の家に活かしていきたいと生まれたのが「 粋-sui 」です。
この想いに共感してくれる方、ページをめくって下さい。
きっと日本人であることを誇らしく思って頂けると思います。